RED DRAGON / レッド・ドラゴン

いよいよ年末！
映画ファンにはお待ちかねの年末である。
周りの映画ファンがお待ちかねかどうかは知らんが、
わしはこの時期がすきなんぢゃ！文句あるか。

何故好きか？
深夜の映画放送である。

昨日もこれ。

「羊達の沈黙」、「ハンニバル」に続くレクターシリーズの3作目で
あるが、時系列は「羊」の前、前日談ともいうべき作品だ。

実はこの映画、昨夜（今朝）の2：40から始まった。
その前1：00からはタモリ倶楽部だったため、
1：30まではTVの前から動けない。一応・・・。
映画スタートは2：40。それまで風呂に入っておかなければいけない。
そこで、タモリ倶楽部終了後に入浴、上がったのが2：20。
20分で新ブログをとりあえずアップして、なんとかTVの前に座った。

何を言いたいかというと、昨夜このブログを更新しなかったのだが、
言い訳しています。
誰にするわけではないのだけどね。

新ブログはこちら。まずはアップした。
「ヘビメタバンドのリンク集」随時更新します。

んで、レッド・ドラゴン←オープニング風に。
面白かった。

オレは、レクターは牢獄の中にいるべき人物だと思っている。
そのため、シャバにでて殺人を犯しまくる「ハンニバル」は
なんか違うと思っていた。
脳みそを喰わせるシーンも、なんだかヤイヤイ言っているけど
オレ的には余興です。
レクターの恐ろしさ、アンソニー・ホプキンスの凄さは、
獄中に居ながらにして、
時にFBI捜査官の上に立ってしまうところだと思われる。
だから今回のレクターの扱いを良しとしないムキもあるが、
オレ的には正解。

それと、映画の主人公は男であるほうがダイナミズムに勝ると思う。
良いとか悪いとかではない。
主人公を男にするか女にするかでもたらされる効果のようなモノだろう。
「羊」のジョディ・フォスターは出色の出来であったが、
今回の主人公の方が、フツーのサスペンスとして
物語を引っ張っていた気がする。

そう、フツーに面白いサスペンスなんですね。
見も蓋もないが。

あとは猟奇殺人者が二枚目すぎないか？
幼いころから虐待をうけまくって捻じれた精神の持ち主は、
あんなスマートには見えまい。

醜悪な表情と目つきで、世界中を怨み、憎み、嫉んで尚も敵視した
挙句の猟奇殺人なのだから。
醜悪で嫌悪すべき殺人者だからこそ、
盲目のおばはんをヤッてしまうシーンも非道を極められるのではないか？

『ホームビデオの奥さんで勃起しながら盲目のおばはんをやってしまう
歪んだ目の殺人者』
ぞくぞくしますな。
ハンサムだと、
『ぼ、ぼく、童貞だし・・・又は、いけないとわかっちゃぁいるが・・・
ビデオで勇気を振り絞り！』
的に見える。

いずれにしても、なかなかに優秀なシリーズではないだろうか？

今晩はSin City

明日も仕事なので我慢します（泣）