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今日、webを徘徊している時、気になる記事を見た。
昨夜放送されたM-1グランプリ優勝者
NON STYLEについてである。
その記事曰く、
NON STYLEはM-1優勝に向けて、ある対策をこうじたらしい。
その対策とは、
1:手数を増やす
手数とはボケの数である。M-1は、持ち時間4分と決まっている。
だから時間が同じなら、より多くボケたほうが笑いはとれるという理屈だ。
その記事によれば、ボケ数が多いと思われたナイトでも31ボケ。
対するNON STYLEは実に51ボケ。約4.7秒に1ボケしている。
コレは凄いことだと思う。
2:スピード感
それだけのボケ数を繰り出すのなら、
夢路いとし・喜味こいし師匠のようなペースではらちがあかない。
まして時代的にもスピード感は求められていよう。
これらの2点を対策として打ち出し、そして実践したNON STYLEは、
単純に褒められてもいいと思う。
しかし、だがしかーし!
何かおかしくないか?
対策を練ってそれに臨むのはいいのだが、
例えれば、「受験のための勉強」、「合格のための勉強」
の印象がありはしないだろうか?
そういう勉強はえてして、本当の学力や知力は身につかない。
これににてはいないか?
さらに言えば、
対策を練って優勝できるということは、審査員がよまれている。
なめられている。
それよりも疑問なのは敗者復活。
決勝の8組が選ばれた時点でオードリーは9番手以下ということになる。
ザ・パンチより下だったということだ。
だが、決勝の審査結果は、
オードリー649点・平均92.4点(1位)
ザ・パンチ591点・平均84.4点
普通ありえんだろ!?
公式戦でビリの横浜ベイスターズをクライマックスシリーズに投入しても
優勝できんやろ!
今日の夕刊に池野めだか師匠のインタビューが載っていた。
引用する。
「(前略)なんぼお笑いブームやいうて、10秒に1回笑いをとろうとしたら
無理に笑わせることになる。
見ている方も、笑ってあげなしゃあないという感じになる」
めだか師匠のホームは新喜劇であるから漫才とは違う。
しかし深い。身長は低いが話は深い。
「若手にあえて言うなら、『明日を見るより10年後を見て走れ。
明日の1万円より10年後の1千万円を狙えよ』ということですかね。」
深いね、めだか師匠。でもめだか師匠、
師匠風にいうならM-1王者は、“明日の1千万円”を手にしたわけです。
まぁ、なんぼ言うても・・・演出されたお笑い番組だけどね。
演出。どれもこれも、演出ですよ。やらせですよ。