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公式サイト→www.princess-toyotomi.com/
原作は万城目学という人らしい。
CMも頻繁に流れているのであらすじは知っているかと思う。
〈あらすじ〉
会計検査院が大阪府をチェック。疑惑を追っていくと大阪城の地下に〝大阪国〟が存在した。…というモノ。
あらすじ、粗すぎますかね。
こういう荒唐無稽な設定は好きである。とっても面白そうだ。
かつて見た韓国映画「火山高」を思い出した。
荒くれ高校生キム・テギュンは退学・転校を繰り返す荒くれ高校生。8度目の転校にして卒業を勝ち取るためにやってきた火山高校では、教師と生徒間で、〝校内の覇権をめぐる秘伝の書〟の激しい争奪戦が繰り広げられていた。
どうです?滅茶苦茶でしょ。火山高はその発想にシビれたが、いかんせん演出がダサダサで映画としてはイマイチおすすめできない。
しかしそのバカ設定はバカJerichoのバカハートを鷲掴んで離さない。
「プリンセス トヨトミ」にもそういうバカ魅力をビンビン感じるのだ。
だが、TV-CMのこの一言に萎える。
「鍵を握るのは一人の少女」
??ほら、受け狙いというかタイアップのニオイをプンプン感じるでしょ?
色々読んだら原作がこの設定らしいのでなんとも言えないけど、糞ベタなことこの上もない。ついでに言うと鍵はこの少女と「オネェの少年」が握るらしい。
ついでに言うとこの少女、孤児らしい。
えぇ?トヨトミの末裔じゃないの?
どうせ鍵を握らせるなら「フツーのオヤジ」だったり「一人暮らしの老婆」だったり「状況把握もままならず泣きじゃくる園児」だったりするとオモロそうな気がするのだがなぁ…。無理か。こんな↓感じで。
***
「プリンセスを守るのだぁぁぁー!港区弁天町へ急げぇぇぇー!」
「総理、プリンセスなどおりません。この住所の居住者は辻明子さん(77才)です。」
「バカモノォォォ!辻さんがプリンセスなのだぁぁー!つれて来ーい!」
「総理、辻さんは不在です。」
「旦那さんか家族がおるだろぅ!」
「旦那さんとは35年前に離婚しており、一人息子は熊本在住です。」
「辻さんは不在なのに、お前その情報だれに聞いておるのだ?」
「向かいの北野さんの奥さんです。」
「辻さんは!?」
「2週間前に腰を患い弁天町総合病院に入院したそうです。」
「べ、弁天町ソーゴー病院へ行かんかーいぃ!」
「総理!」
「今度はなんやねん!?」
「辻さんには会えたのですが、これから弥勒苑に手続きに行くからその後にしてくれと言ってます。」
「『みろくえん』て何だ!?」
「老人ホームです。」
「老人ホームへ行けるんなら議事堂にも来れるがな!連れてこいや!」
「あいにく辻さんは車椅子生活で…」
「担いでこーぃぃ!その婆ぁを担いで議事堂まで持ってこーいぃぃ!」
駄目か、こんなん?
***
公式サイトで詳しいあらすじを読んだ。悲しくなるようなオハナシである。
これから公開する映画にケチをつけるのは本意ではないが、あらすじを読んだだけでつっこみどころ満載なのだから仕方がない。
クリックで拡大して見て下さい。
失礼しました。

こってりと見てしまい、あろうことか目に涙を滲ませかけてしまいました。
ケン・ワタナベの重厚な演技が話題になり、流石なモノを見せてはいましたが、トムが出演したらやはりその映画はトムの映画です。DVDジャケットのタイトルの上に「トム・クルーズ」ってありますやん。
***
実際の上映時間は2時間34分の大作だから、TV用にエラく切り刻まれている。そんな中でも大作感は伝わってきたし、よく創りこまれてはいるな、という感じ。
しかしJericho的には、どうにも第一ハードルが越えられない。
それは、「言葉の壁」である。
設定は1800年代、明治維新後のオハナシである。日本軍の西洋化のため招聘されたトム大尉は、サムライを捨てられないサムライ・オブ・サムライ / ブシドー・オブ・ブシドー、ケンワタナベの軍勢と戦い敗れ、囚われの身となってしまう。しかしトム大尉は、ケンの村で厚い施しを受けているうち、次第に〝ブシドー〟の魅力に引き込まれていく。
日本人特有の情感~言葉で表現する以外に表情や間で語るようなもの~などもうまく見せていたと思うが、村の侍やその妻や子ども、村人たちも、なんの違和感もなくトム大尉と会話する。
これは先日観た「ワルキューレ」の時にも感じたのだが、ドイツ軍で起こった物語が英語圏の俳優により英語で演じられているのだ。
「ラスト・サムライ」も明治時代初頭の日本での物語だが、ほぼ英語で進んでいく。
この手の映画のこの部分にNo.を言うのはご法度だし、鑑賞の第一ハードルとして越えておくべくとおもうのだ。
事実、Jerichoも越えてはいるのだが、どうも気になってしょうがない。
【結論】
Jerichoは観る資格なし!
******
たしかにJerichoはこっちの方が面白い。
「ウルヴァリンX-MEN ZERO / X-MEN ORIGINS: WOLVERINE」
珍しく新品で買ってしまいましたー!(左側の二枚組み特別編)
但しアウトレットで安かったのだけどね。
これでX-MEN1、X-MEN2、X-MEN ZEROと、お気に入りは正規ディスクでコンプリート完了。THE LAST STAND(3)は気が向いたら仲間に入れる。
6月11日にはX-MENシリーズ第五作目が封切られるそうな。
公式サイト X-MEN ファースト・ジェネレーション
面白いでしょうか?
乞うご期待!
(お前が言うな!)

連休明け間近って非常にブルーよね。
ダーク・ブルーよね。
まして昨日歩きまくり、夜は夜でXXしまくったため、朝起きたら体がギシギシいうてました。夜に行なった…営んだともいうが、XXとは何か。
それは秘密です。
***
先日見た「WATCHMEN」のおもろシーンを貼っておく。
まずはウォッチメンの紅一点、シルクスペクター二世(二代目)。
演じるのはマリン・アッカーマンという女優。
ハイレグ系のコスチュームがエロいが、もともエロいようだ。
しかし劇中のアクションは非常にキレがあり、キック一発にしてもキチンと腰が入った重さを感じるモノであった。
マンションの火災から住民を助けるために炎の中に飛び降りるシーン。
少々見づらいですが、上下2枚構成です。
こんなに格好良いスーパーヒーローでも欲情するしセクースもする。
重ねて言いますが見づらいです。
上左:ナイトオウルの下半身に馬乗り。
上右:ナイトオウルに押し倒される。
下左:ナイトオウル、腰を振る。
下右:シルクスペクターのけぞる。
素晴らしくモロな性交シーンですね。
加えてこちら。
よがってます。
あまりにキモチがよいので触らなくてもよいスイッチを押してしまう。
←スイッチが赤く光り…
←火炎放射!
この火炎放射は市街地のはるか上空で行なわれ、
このあとに住民が空を見上げるシーンが挿入される。
実はヒーローがオメコ中です…というジョークですかね。
***
実はコックピットでのオメコシーンよりもJerichoはコチラがお気に入り。
全てが終わって窓際に佇むシルクスペクター(ローリー)。
母親(シルクスペクター一世 / サリー)に
「一緒に(酒を)飲む?」
と声をかけられ、振り向いて母親に駆け寄るシーン。
体にピッタリ張り付いたワンピース越しにエロいラインが見えております。いわゆる「着エロ」だと思うのですが
どうでしょうか?

ブライアン・シンガー vs. トム・クルーズの「VALKYRIE / ワルキューレ」
第二次世界大戦下のドイツで起こったヒトラー暗殺計画を描く戦争ドラマ。
Jerichoも公開時の「ワルキューレ作戦」に参加している。
***
さて映画はトム大佐のモノローグで始まる。
〝総統のために戦うのではなく国家のために戦う。
守るべきは国家ではなく人命〟
このシーンで、この映画の道筋とトムが行なうこと、つまり映画の全てが解る。トム大佐がソコにまで至る掘り下げが少ないとしても。
モノローグ(トム大佐が記述中の日記:主人公の悩み~日記~モノローグ)とすることで、説明を入れることなく映画へ導入している。ここは秀逸な演出と判断したい。
作品中、暗殺計画の準備が着々と進められるがここの緊迫感は息苦しい。
もっとも、インポッシブルなミッションを遂行するわけではなく史実に基づいたお話なのだから、下手にワクワクドキドキにしてしまうと映画自体を壊してしまう。
とはいえ中盤からは中だるみした印象も拭えない。
〝オペレーション・ワルキューレ〟発動後、「ヒトラーは死んだ」という予備軍(反乱軍)の司令部奪還行動と、「ヒトラーは生きている」という本部の巻き返し行動の駆け引きが見せ場だと思うのだけどここでのたたみかけが弱い気がする。
MI:4にせよとは言わないが、もう少しねぇ。
***
しかし総じてブライアンシンガーは上手い監督だと思う。シーンの見せ方というか積み重ね方が上手い。
「今何を見せたいのか?」「どこのどういうシーンが進行しているか?」「誰と誰がどうなっているか?」が良く解り、視聴にいらないストレスがかからない。
まして映像はキレイだし、ナチスの独裁的なムードもよく出来ていたと思うし、トム大佐の右手首なんぞは見事に切断されてたし。
***
史実なので、この暗殺は失敗に終わるのが見えてはいた。
では失敗の原因はなんだろう?
気になるセリフがあった。
ワルキューレ発動に二の足を踏むビル将軍がトム大佐に念押しする。
「ヒトラーは死んだのか!」
トム大佐はこう答える。
「爆破を確認しました!」
トム大佐は「爆破 = 死亡」と言いたいのだろうが、実は問答になっていない。
ここを追求すべきだったのでは??
また、トム大佐は旧ワルキューレの改編時、6時間制圧を3時間に短縮して書いている。目的が〝ヒトラーの暗殺〟であるなら、制圧時間の短縮にそれほど意味はあるのか。
今回暗殺は未遂に終わった。しかも短時間での制圧に固執するあまり、発動後の指示命令系統や行動・確認作業がずさんになったのではないか。
確かにヒトラーの死後も、ゲッペルスやヒムラーによってナチスは体制を整えるだろう。しかし、暗殺に比べれば独裁政権の崩壊した体制を倒すのはそれほどの労はいらないのではないかと思うがどうか。
そもそも、ヒトラーを暗殺するならアルカイーダの人間爆弾の如く、腹に予定の10倍量のプラスティック爆弾を仕込んでいったらよかったのではないか。
会議に参加した全員が肉片も残さないくらいの爆破で。
史実なのでこの辺にしておく。
***
どっちでもいい事だが、フリードリヒ・オルブリヒト将軍を演じたビル・ナイという今年で62才になるイギリス人のオッサン俳優がシブい。
これまでもケイト・ベッキンセールのアンダーワールドでは吸血鬼一族の長老を演じたりパイレーツ・オブ・カリビアンではイカ/タコ怪人デイビー・ジョーンズを怪演している。今作では当然ながら素顔の出演だが、思慮分別のある英国紳士然とした佇まいが格好良い。
***
ブライアン・シンガーの上手さと英語によるドイツ史映画に70点

人を殺せばそれは殺人であり罪であり、そして裁かれなければならない。
しかし殺人を犯す者には言い分があり、それを殺す者には正義があり、さらにはそれを許さない正義もまた正義と言える。
では殺人犯の討伐は正義か殺人か?テロリストへの報復は復讐か正義か?戦争は虐殺か正義か?
***
「ウォッチメン」は歴史の陰にヒーローがいたら…という前提で成り立つ世界。
米ソの冷戦が終結した時代、ニクソン大統領により〝ヒーロー禁止条例〟(正体を隠した自警団的行為の禁止)が成立。かつてのヒーロー達はある者は隠密裏に政府の私設機関として暗躍し、
ある者は正体を発表し、ある者は隠したまま引退後の人生を送っていた。
そんな中、一人のヒーロー〝コメディアン〟が殺される。〝ヒーロー狩り〟を感じ取ったロールシャッハは捜査を開始する。
←キャラクター名を入れてます。
***
前半はシーンが頻繁に切り替わり、登場人物にも説明を省いた進行であるため、かなり難解ではある。162分の長尺も手伝って、なかなかの集中力を要した。
ましてアメリカ映画特有のジョークを差し挟む余地もない作品世界はダークにしてシリアス。
***
【ネタバレ注意】
ラスト、単独で悪役(黒幕)を張るオジマンディアスは最終的に数百万人を犠牲にし、Dr.マンハッタンに殺戮の罪をなすりつけて、世界を核戦争から救う。
これはマクロな正義の実行である。
一方、ヒーロー狩りを追い続けるロールシャッハとナイトオウルはかつての仲間を殺した黒幕オジマンディアスの「数百万人を犠牲にする」ことが許せない。
これも正義である。
感心したのは、卓越した頭脳と資金力でマクロな正義を遂行したオジマンディアスは一見悪役だが、いわゆる勧善懲悪ヒーロー者の悪役とは違い、独自正義感をブチまけたりしない。
それを咎めるナイトオウルの決死の攻撃を甘んじて受けているのだ。
反撃せずただ殴られているのだ。
ここにオジマンディアスの正義感は、信念と覚悟の上であったことがわかる。
また、オジマンディアスの計画によって数百万人殺戮の汚名を着せられたDr.マンハッタンもオジマンディアスを責めない。
責めないどころか受け入れて、最後にロールシャッハも消滅させてしてしまう。
目の前の正義に立ち向かうロールシャッハもそうだが、〝正義〟の実行にはリスクが伴うことを、大量の血糊と共に提示した格好か?
「本物の正義とは何か?」
***
奇しくも今日、アメリカ軍が9.11の黒幕オサマ・ビン・ラディンを殺害した。
オバマ大統領はこの殺害を、〝殺害した〟と明言。全世界に発表した。
TVではハッピー・ニュー・イヤーの如く狂喜乱舞するアメリカ国民が映し出された。
「大統領が殺害を発表し、国民が大喜び」
何気なく見ているけどこれって実は凄いことよね。
***
■Jericho的おもろシーン
シルクスペクター2世ことローリーは、超人となったがゆえに人間的感情を失いつつあるジョン(Dr.マンハッタン)に不満を覚えナイトオウルのもとに転がり込む。
ちなみにローリーがキレたキッカケは、オメコの際Dr.マンハッタンが「喜ぶと思った」と自身の分身を作成し2人がかり4本の手で愛撫したこと。
ローリーとナイトオウルは必然的に肉体関係に発展するが結構みさかいがなく、ヒーロー戦闘機の中でヒーローコスチュームを脱ぎ捨ててオメコする。
ローリーは露骨に脚を絡ませナイトオウルはローリーの股間めがけて腰を振りまくる。
これは素晴らしい。バットマンとキャットウーマン、デアデビルとエレクトラがヤッてるようなモノか。
またはガッチャマン戦闘機ゴッド・フェニックスの中で大鷲のケンと白鳥のジュンがハメているようなモノか。
そのローリーは初代シルクスペクターの娘で二代目である。初代(ローリーのおかん)はかつて、仲間であるコメディアンにレイプされた過去があり、ローリーはその時に身ごもった子なのである。
白鳥のジュンのパンチラとプリ尻に欲情したコンドルのジョーがジュンを犯すようなモノか。
または乳の盛り上がりとしなやかな腿に欲情したゴセイブラックがゴセイピンクを犯すようなモノか。
ついでに言うとコメディアンは、初代シルクスペクターを犯す以前、ビリヤード台に彼女をうつ伏せにしベルトを外しているところを仲間に見つかり袋叩きにあった前科もある。
ジュンを机に腹ばいにしベルトを外しているところをみみずくの竜に見つかりタコ殴りにされるようなモノか。「あ゛~、タイツは脱ぎにくい!」
さらに言うとこのコメディアン、ベトナム戦争中に現地の娘を孕ませる。戦争終結後、身重の娘は帰ろうとしたコメディアンを引き止めるが、コメディアンはこの女を
躊躇なく射殺。
画像は「星獣戦隊ギンガマン」における悪役、操舵士シェリンダ。水谷ケイが演じておりますが、もしこんなん居たら全力を挙げて拉致し、全力を挙げて挿入ですよね。
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WATCHMEN
ヒーローのダークサイドとマリーン・アッカーマン(ローリー)の腿と尻に80点
