別離

サタデーナイトはあまりに疲れていたため、更新を日曜の昼にのばした。
ところがサンデーはサンデーで用事ができ・・・
・・・PTAの資料作りをしていたのだ！（驚）

先日嫁が息子の中学の役員の当たりを見事に引き当ててしまったのだが、
今年の役員の中でPCを使える人がいないため、
オレにお鉢が回ってきたというワケだ。

オレを“Mr.猥褻”と知っての狼藉か！？てな具合だが、
そんなこと言えるハズもなく引き受けた次第です。
頼むのなら尻の一つも触らせろって感じ。

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今、KAMELOT　キャメロットを聴いている
The Fourth Legacy　フォース・レガシー、Karma　カーマと
続けてのリスニングである。
　
フォースレガシーはキャメロットの4枚目、
カーマは5枚目のアルバムとなる。

このキャメロットというバンド、フロリダ出身なのだが、
フロリダといえばDEATH METALの聖地である。
そのデスのサンクチュアリにありながら、
また、アメリカのバンドでありながら、
「ドラマティックな曲展開」、「メロディアスな美旋律」
「しっとり泣きメロ歌い上げ唱法」など、
極めてヨーロピアンなテイストを持つという、
極めて珍しいバンドなのである。

ついでに言えば6thのEpica　エピカ、
7thのThe Black Halo　ザ・ブラック・ヘイローも持っては、いる。
　
しかし、8thのGhost Operaは買わなかった。

と、いうのも実は、キャメロットにはザ・ブラック・ヘイローで
セイ・グッバイしたのだ。

その理由は、バンドの目指す音とオレの嗜好が
合わなくなってしまったからだ。

遡ればカーマの#12 Fall From Graceから予兆はあった。
炸裂する激メロ激走イントロに高揚感はイヤがおうにも高まる。
メタル者ならヘドバン必至！心のガッツポーズも飛び出すってものだ！
ところが歌メロ（ボーカル）がバラード調で始まるのだ。
「Brea～th in deep...」　何をしっとりしてんねん！？
おまえメタルやろ？
どう思う！？いや、ダメだとはいわんよ。後で盛り返しはするし。

例えて言うなら、
テーブルに次々運ばれてくる豪華な料理の数々・・・
さて、どれから頂こうか？フォークを持った次の瞬間、
「はい！仕事の時間です」

または、
さんざん愛撫に愛撫を重ね、XXXがXXXにXXXて、
もーぅ、我慢ならーん！入れるーとなった次の瞬間、
「今日、生理なの！」

どうよ！？想像して御覧なさい。

この傾向はエピカにも引き継がれ、#3などで顕著に現れている。
曲が良いだけにオレはどうもこの方向は承服しかねた。
4th.、5th.、6th.にあった、殺傷力の高いキラーチューンが
ブラック・ヘイローになかったこともポイントを低めた要因である。

もちろん前述のように、ダメではない。
これが良いのだと言うムキもあろう。これが現状のキャメロットなのだ。

しかし、「中国自動車道アクセルべた踏みメタル」や
「雷鳴の闇夜、ドラゴンバトルリングサイドかぶりつきメタル」や
「てめーらみんな皆殺しメタル」がすきなJerichoにしてみれば
少々喰い足りないということなのだ。

トーマス・ヤングブラッド（g）センセイの
ズ太く厚みのあるギター音は好きなんだけどなぁ・・・
The Fourth LegacyとKarmaは傑作ですよ。
と、フォローしておく。