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本日も社長と共に事務所ワークをしていた。
いつもの光景だが、社長は8時頃に
「急用ができたから家に帰る」
といって支度を始めた。
会社はH市にあるのだが、社長の家は隣の隣のI市にある。
H市内には単身用のマンションを持ち、家には休みに帰っている。
まぁ、急用ができたということで帰った。
それはいいのだが、帰り際にこう言った。
「誰かに風邪をもらったかもしれん。ドミンゴかな・・・?」
!
「ま、まじっすか?ど、ど、どんな症状です?」
オレは恐る恐る聞いた。
「なんかなぁ、寒いんや。」
「か、完全に風邪っすね。お気をつけて・・・」
オレは戦慄した。
何を隠そう、風邪が嫌いなのだ。
いや、好きな奴なんかいない。
嫌いっつーか、大嫌いも大嫌い、超いやーんなのだ。
社長の言葉に戦慄したのには理由がある。
それは、風邪は防げると思っているからだ。
風邪を防ぐには
その1:うがいをする
その2:手を洗う
この2つを励行するだけで年間5回ひく奴が3回で済むという。
そしてその3:敏感になる
オレはこれが肝だと思っている。
オレは風邪に対してはその辺のボケナスどものように無頓着ではなく、
親の仇のように忌み嫌っている。
だからその辺で誰ぞが咳でもしようものなら即座に反応する。
ドミンゴ!てめーのことだ!ばーか!
そう!ここ!ここなのだ!
風邪菌を感知した瞬間にオレの体内の全細胞は防御体制をとる。
もともと人間の体はそのように出来ているらしい。
イメージとしては、
「全て同じ向きに並べたさいころが、
全て同時に同じ向きに一転がりする」ような感じだ。
ガシャッ!
さいころ=細胞、一転がり=防御体制
ですね。
社長が事務所に居る間に「風邪かも」といってくれていれば、
オレはその時点で防御体制をとる。
しかし帰り際に言うってことは、それ以前に既に風邪菌をもっていた、
ということではないか。
なんかそう思った瞬間、喉がイガラっぽくなった。
そして社長が事務所をでた直後に、せめてもの悪あがきで
窓を全開した。
諸悪の根源が冬の夜気に流されてはくれまいか、と思ってのことである。
そのお陰様で、多少は空気も澄んできポールが帰ってくる頃には
すっかりご機嫌ちゃんであった。
しかし、だがしかーし!
その矢先、終業したドミンゴ、ケリー達が事務所に入ってきた。
今日はリチャードとブッチャーもいた。
居た。居やがった!ドミンゴである。
諸悪の根源を撒き散らす、諸悪の根源 of 諸悪の根源。
そのひょっとこの様なツラにオレは心の中でわめいた。
マスクは口にしろ!
顎にするな!
そして今にいたるのであるが、今日は万が一のことも考えて
早々に就寝する。
おっと、人妻尻サイトの巡回を忘れてはいけない
(- -;)
今では、一緒にいる人がひくくらい徹底してやっている。
しないと気持ち悪いくらいレベルにまでなっている。
手洗いうがいをしないと、電車の正面の席にミスカートの姉ちゃんが座ったくらい気になってしまう。
そう、ジェリコのあの姿を見たら、自分の無用心さが情けなるくらいなのだ。
しかし、それはジェリコから教わった自己管理の徹底という、社会人としてのあるべき姿なのである。
そこで、カゼにちなんで宮沢賢治の自分の好きな詩をひとつ。
諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いて来る
透明な清潔な風を感じないのか