移植手術

久しぶりに更新しました
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金曜日の夜M支社からの帰り、本部まであと5分のところで
愛車原付ジェリコ号のミラーがもげて落ちた。

ご存知のように、原付はミラーがないと「整備不良」扱いとなり、
減点と罰金が科せられる。

土砂降りの中ミラーレスとなったジェリコ号は、
その瞬間から原点&罰金対象車となってしまった。

そもそもなんで走行中にミラーがもげるような軟弱な子に育ってしまったのか？
事件は以前N市に在住していた頃に遡る。

　その日朝起きて出社しようとしたら、ミラーがキレイに無くなっていた。
　そう、とられたのだ。
　ごていねいに穴をパテのようなもので埋めてある。

・・・てなわけで、間に合わせのようにミラーを瞬間接着剤で取り付けていた。
しかし、走行中の振動は日常茶飯事。
振動に絶えかねたミラーは、土砂降りの夜中にあえなくもげ落ちたワケだ。

その日はとりあえず5分の道のりを・・・
ああぁ！足がつった！イテテテ・・・
・・・ドキドキしながら帰社したのだが、問題は翌日だった。

翌日も予報は雨。早起きしてバイク屋へ行こうにも、
パテ埋めされた穴にはバイク屋もお手上げだろう。
だが、業務はT支社→M支社と、移動込みで容赦なく入っている。
オレはブルーであった。ダークブルーにしてミッドナイトブルーであった。

果たして翌日（土曜日）は案の定雨。

苦し紛れのJericho様がとった手段は、

「右手の人差し指と中指の間にミラーを挟み、

その手でアクセルを握る。」

解ります？
原付を握る右手からミラーが生えている状態なのだ。
当然スタート＆ストップでは前後に動く。
みっともないが、これならパッと見は解るまい。

前日のドキドキを2乗にした状態で（ X=doki⁴）
H市T市間をひた走った。

だが辛い！3月というのに極寒の無理やり走行は予想以上に辛い！
右ブレーキをかけようとしたらミラーを取り落としそうになるので
極力左ブレーキを駆使する。が、片側ブレーキでは止まりが遅い。
かといって右では掛けづらい。無理やり掛けようとすると
アクセルワークに支障をきたしかける。
そりゃそうだ。右手一本で
「アクセルをひねる」、「ミラーを握る」、「ブレーキレバーを掴む」
は無理だ。
しかし捕まるよりはマシ・・・と頑張ったが、右手が疲労の極地よ。


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てなワケで、なんとか恐怖の1日をしのぎ今に至るのですが、
本日日曜日、無事Newミラーの移植手術を完了いたしました。

以上です。難渋した移植手術が上手くいったのでうれしくて♪

次回予告









カルーセル麻紀さんのイメージアルバムではないぞ。