『先義後利』を秘めつつも、その実ヘヴィメタと映画とエロにまみれる日々 修行が足ら~ん
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NAPALM DEATHのUTOPIA BANISHED
邦題は「失楽園」
渡辺“禁じられた大人の恋愛、ぐちゃぐちゃの愛液まみれの
情欲の世界”淳一を想起せしめるが、
怨憎はいや、音像は愛も恋も情もない。
なんせハード・コアを進化させ、グラインド・コアにした人々なのだから。
ブラスト・ビートを編み出したのも、このバンドらしい。
もっとも編み出したミック・ハリスというドラマーは、
このアルバムには参加していないけどね。
←おぉ、これこれ。
違う意味でぐちゃぐちゃやな。
実は何気に聴くとデス・メタルである。
壮絶なブラスト・ビートは正にデス・メタルのソレである
しかし実はメタルではない。
スリップ・ノット等と近いものを感じるが、それとも違う。
まぁ、グラインド・コアですよ。
オレがこのアルバム・バンドから思うのは、その位置である。
ナパームデスに在籍したビル・スティアというギタリストは、
後にCARCASSカーカスというバンドを結成する。
ただでさえいわゆる轟音バンドであるところに
“死体”と“腐臭”を持ち込んだ。
カーカスのアルバム邦題は、
「腐乱屍臭」、「真・疫魔交響曲」、「屍体愛好癖」、「臓器移植」
『リバプールの猟奇殺戮部隊』の異名は伊達ではない。
カーカスはやがて、マイケル・アモットというギタリストを加入させる。
そうです、ARCH ENEMYアーク・エネミーのアモットです。
腐乱屍臭疫魔屍体愛好癖臓器移植なリバプールの猟奇殺戮部隊に、
流麗にして華麗な北欧仕込の美旋律を合体させてしまったのだ。
そしてこれこそがデス・メタルとのリンク地点であり、
シャバの光を浴びた地点なのである。
*グラインド・コア「ナパーム・デス」
↓
*メロディック・グラインド・コア(?)「カーカス」
↓
*メロディック・デス・メタル「アーク・エネミー」
氷山の一角ではあるが、音楽の変遷の一部、
ましてや、隅っこ of 隅っこ、異端にして畸形の音楽、
メロディック・デス・メタルの創世付近を聴いていられるというのは
ちんぽ汁がにじみ出るようなハッピーである。
主旨が変わっとる?気にするな。
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