研究

Jericho「もうすぐハロウィンですね。」
Ritchie「HELLOWEENのほうが待ち遠しいんじゃろ？」
J「『7 Sinners』の発売ですね。ていうか僕はamazon様に発注してあるので、
   “宅配”されるんですけどね。」
R「便利な世の中じゃのう。」
J「ジジィですか。まぁそれを待ち望みながら、昨日から音楽鑑賞は
   ハロウィン・ウィークでして。今聴いているのは
   ギャンブリング・ウィズ・ザ・デヴィルです。」

　＊＊＊

J「ギャンブリング・・・のデジパックの内側を見るとこんな絵がありました。」









R「カードを持ったイラストの一番右側やな。」
J「えんじ色のフードを被ってますね。コイツ、まぎれもなくコイツですよね。」









R「Keeperやな。」
J「そうです。悪魔がこの世に開放しそうになった七つの大罪を奪い返し、
   七つの海に封印した、知られざる英雄です。」
R「メタラーでないと知らないわな。」
J「この世が平穏なのもセブンキーズのキーパーのお陰なんですけどね。」
R「実話かよ。」

J「このキーパーはその後再び登場します。」









R「右手の小指にリングがあるな。
   Keeper of the sevenkeys pt.1では無かったのに。」
J「流石リッチー先生。おっしゃる通りです。
   それはこのキーパーが悪魔に打ち勝った後に訪れた予言者から、
   七つの指輪を受け取っているからです。」









R「セブン・キーズのキーパーがセブン・リングスのマスターとなったのだな。」
J「そうですね。よく見てみますとタイムオブジオウスの顔面、
   頭巾の中には七つの指輪がきらめいているのが見えます。」
R「なるほど。」

J「そして2005年、悪魔は復活の時を告げ、
   キーパーもまた悪魔の前に立ちはだかります。それがこれです。」









R「悪魔ってこんなに貧相やったのかね。」
J「うう～ん・・・。悪魔の使いということにしておきましょう。
   ちなみにこのジャケットの内側の画像（シールも同デザイン）では
   キーパーの正面画像が見られるのですが、
   その頭巾のなかには指輪は見られません。」
R「リングのマスターは一時的やったんやな。」
J「予言者に返却したのですね。そしてこのあと、これなんです。」

R「カードの図案になっとるのか。」







J「そうですね。カードの上側には“The true and Honest...”とあります。
   他は、左端のねーちゃんが“Forune will...”
   顔のデカいおっさんは“The Dirkside...”
   ドクロには“Find The Symbol...”とあります。」
R「キーパーは“真実と正直”の象徴というワケか。」
J「Yes,」


R「でもこの間こんなの見かけたぞ。」









R「かぼちゃを餌に誘っとるな。」
J「よく見てください。偽者ですよ。手が悪魔じゃないですか。
   頭巾の中のキラメキも粗いです。」
R「うぉ！あやうく騙されるところだった。」
J「僕、持ってますよ。」
R「騙されとるやん。」
J「いえいえ。前の会社で誕生日に何が欲しいか聞かれたので
   コレを頼んだんです。人を犠牲にして無償で手に入れました。」

R「んじゃ、コイツは？肝心の壁を壊しとるぞ。」
J「Walls of Jerichoですね。
   聖書を引用しましょう。」

『ジェリコ（エリコ）の壁』とは、ヘブライ聖書に書かれているジェリコの街の城壁のことです。
モーセの後継者ヨシュアはジェリコの街を占領しようとしたのですが、ジェリコの人々は城門を堅く閉ざし、誰も出入りすることができなかったんです。
しかし、イスラエルの民が主の言葉に従い、契約の箱を担いで7日の間城壁の周りを廻り角笛を吹くと、その巨大な城壁が崩れたといいます。（Wikipedia 『エリコの壁』から引用）

   僕はこう読み解いています。

   ウォールズ・オブ・ジェリコが発表されたのは1985年。
   まだ若きハロウィンのメンバーは、目の前に横たわるヘヴィ・メタルの壁を
   ブチ壊そうと、今までにない音像を武器に颯爽とデビューしました。」

R「聖書の引用では『角笛』やんけ。画像は力ずくで叩き壊しとるがな。」
J「このアルバムの1曲目はタイトル・チューンであることはご存知ですか？」
R「『ウォールズ・オブ・ジェリコ』インスト曲やな。あっ。」
J「そうです。笛の音をベースにしていますね。原曲は『ロンドン橋おちた』です。
    しかもこの短い曲の終盤、この轟音。何の音でしょう？」
R「壁が崩れた音か。」
J「Yes, 正解です。ロンドン橋・・・
    つまりハロウィンにとってのジェリコの壁、
    『New wave of british heavy metal』の壁を破壊した音です。」

R「なるほど。うわ、やめろやそのドヤ顔。」
J「先生さっき、角笛ではなく力ずくだ・・・と言われましたよね。
    角笛は1曲目・タイトルチューンだけではないですよ。」









J「かぼちゃが角笛を吹いていますよね。
    ウォールズ・オブ・ジェリコの裏ジャケです。」

R「ただのキモいイラストではなかったのやな。」
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南瓜

Jericho「HELLOWEENのNewシングル。『Are you metal ?』」


ARE YOU METAL? - exclusive myspace premiere

Helloween | Myspace Music Videos
J「かっこえぇ～！公式サイトはこちら→HELLOWEEN」

不変

Jericho「今日はダブルヘッダーで行きます。」
Ritchie「何かいいことあったんか？」
J「いいことどころか、BIG BOYのハンバーグは美味いわ
    首は痛いわ曲はショボいわ散々です。」
R「散々じゃないモノも混じっとるで。」
J「いや、思うところありましてね。」
R「どうぞ。」

J「今日レコードを4枚買って来ましたよね。
    それなりの期待をもって帰宅したんですけど、
    僕その時鼻歌を歌ってまして。」
R「ワシの曲やろ。」
J「なんぼほど自信満々なんですか。
    ・・・と言いたいところですが、正にそうなんです。
    レインボー1st.収録の『スネーク・チャーマー』を歌いながら
    コンポのスィッチを入れたんです。」

　＊＊＊

J「肝心のレコードはというと、どうもならない出来ですね。
    ちも君のフォース・ディメンションは何か煮え切らない感じで
    ストラトバリウスの持ち味である美麗メロディ&疾走ビートは
    今のところ感じなかったです。」
R「今のところ？」
J「はい。まだ1回しか聴いてないですし。
    ただ、先日購入したエレメンツpt.1は1回聴いただけでハマったんです。
    そう考えるとこの印象をどこまで挽回できるか不安なトコですけどね。」

R「昨日言い訳がましいこと言うとったPonk!はどうよ？」
J「『!』の入れどころがちゃいますやん。P『!』NKです。
    P『o』nk!（ポンク！）は聖飢魔Ⅱですよ。

    P!NKは『あぁ、やっぱりそうなのね』っていう感じです。
    ミスアンダストゥッドよりはロックに寄って行ってるという情報は
    あったんですが、僕の持つロック観からはほど遠かったですね。
    『僕にもオマンコ見せてくれ！』って感じです。」

R「何でお前にオマンコ見せなイカンねん。
    『ワシにオマンコ見せてくれ！』って感じや。」
J「先生関係ないですやん。『リッチーも見るんやったら
    僕にはチンチン入れさせてくれ！』って感じです。」

R「お前だけ気持ちイイやないか。『ジェリコに入れさせるんなら
    ワシは中出しするぞ！』って感じや。」
J「お願いが脅しに変わってますやんか。
    『バックでストロークを送り込みながら肛門に指を・・・。』」
R「もぅえぇわ！」

　＊＊＊

J「ブルース（・ディッキンソン）もゆるかったです。
    中年女性のオマンコの締まりの如くゆるかったです。」
R「レコードの印象をオマンコで例えるのやめろや。」

　＊＊＊

J「ただ先生、こういう『○○はイマイチ』な発言は
    お門違いなのもわかってはいるんですよ。」
R「というのも。」
J「これらのレコードはですね、そもそも今回の閉店セールで
    100円じゃないと買ってないんです。
    つまり僕が950円なり1250円を、ましてや2500円を払おうとする
    レーダーには掛からなかったレコード達なんですね。
    かつてそのレコード達を店頭で見かけていたにも関わらず・・・です。」
R「買った時点で外れは解っていた・・・と。」
J「外れというかジェリコ的に当たっていないという事なんですがね。」

R「スネーク・チャーマーの前フリは何だったん？」
J「はい。こういうことです。

    『反面、良い曲はいつまで経っても良い』ってことです。
    または『自分レーダーに掛かっている曲は云々』です。

    まぁ、このセールで買ったアルバムはハロウィンを除いて5枚。
    かかった金額は500円。ちもラトヴァリウスの（ガサガサ）・・・
    エレメンツが当たっただけで（ガサガサ）・・・OKです。」

R「何ガサガサしてんねん？」
J「外れた4枚、BOOK MARKETで売ってきます。」

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報告

Jericho「先日話ました閉店セール。」
Ritchie「貧乏人でごった返してたか。」
J「ごった返してました。」
R「結局P!NKは買ったのか。」
J「買いました。ついでにプラス3枚。」
R「それでも400円やな。」
J「とりあえず報告しておきますわ。」

R「別にいらんけど。」

J「左から。P!NKのトライ・ディス。」
R「何でピンクって言うん？」
J「昔ある男子に『オマンコを見せてくれ』と言われて渋々見せたら
    『ピンク色や。』と言われたかららしいです。」
R「ホンマかいな。」

J「次はブルース・ディッキンソンのアクシデント・オブ・バース。
    アイアン・メイデンのヴォーカルですね。因みにコレ、新品でした。」

R「ハロウィンは持ってるやろ？」
J「ウォールズ・オブ・ジェリコですね。
    洋盤だったんでコレクション・アイテムとしてです。そして一番右は・・・。」

R「おぉ、ちもトルキ。」
J「ちもやんのフォース・ディメンションです。
    コレ、今聴いてますけど、The Xa-Metal （クサ・メタル）ですね。」
R「臭いか。」
J「臭いですね。ウチの2号の足並みに臭いです。
    1曲目からちも節が炸裂してまして、
    これをちもの最高傑作とする向きもあるようです。」

　＊＊＊

J「ところで僕、安さに踊らされてレコードを買いまくっているんですけど、
    どのバンドの何を買ったか・・・ということをエクセルに書いてるんです。」
R「何のために？」
J「完全にマスタベーションです。」
R「レコード収集自慰。」
J「レコード収集オナニー。」
R「レコード収集手淫。」
J「レコード収集手メコ。」

J「これまでいらないレコードは売ったりしたんですけどね・・・。」
R「因みに過去に売ったのは？」
J「インギーのファイアー・アンド・アイスとか。」











R「プッ。」











J「それでも今日の4枚で191枚から195枚になりまして。」
R「ふぅーん。」
J「気分はマット・マートンですわ。」

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閉店

Jericho「こんにちわ。ホセ・マンソ・ペローニです。」
Ritchie「おっ、懐かしい。コーヒールンバね」「はい、秋の訪れを感じる今日この頃、おばはんのホセ・マンソをペローニ、ペローニしたいですね。」

　　　＊＊＊＊＊

J「今日終業後にですね、所用で街の中心部にでまして、
   用事を終えて帰ろうとしたんですがBOOK OFFの近くを通りかかったんで
   少し寄ってみたんです。」
R「またろくでもないレコードを買ったんやろ。」
J「えぇ、まぁ・・・。買ったんですけどね、実はそこのBOOK OFF・・・。」
R「しょーもな！」
J「気勢を削がれるな。イキますよ。」

J「左は、メタル界きってのガイキチ、チモ・トルキ率いる
   ストラトヴァリウスの『エレメンツ・パート1』。」
R「『ティモ』・トルキやろ。『チモ』になってるで。」
J「気付いてたんですけどおもろいのでそのままにしておきます。
   右はヴォーカルのルックスが話題になった、
   フィンランド出身ネガティヴの『ウォー・オブ・ラヴ』。
   新撰組リアンじゃないですよ。」
R「メンバー写真をジャケットに使うってどんなセンスなんや。
   おいおい、1円やて。お前いくらで買ったん。」
J「それが今日の問題です。」

R「お前、レコード買ったらレビューせぇよ。安買い自慢になっとるがな。」
J「自慢ですもん。いくらでしょう。」
R「どうせ500円ちゃうんか。」
J「甘いですね。馬印のガムシロ並みに甘いです。」

R「何やねん馬印て。1枚250円2枚で500円。」
J「再び甘いですわ。ハーシーズのチョコレート並みに大甘です。
   答えは、1枚500円のところ閉店セールで1枚100円。
   100円分のポイントを使い、2枚で100円でした。」
R「コロちゃんコロッケ並みに安いな。」
J「コロちゃん倒産しましたやん。負債25億円ですってよ。」

R「コロちゃんはどーでもえぇわ。ネガティヴを今きいているんやな。
   どやねんな。」
J「ぬるいです。中年女性の唾液並みにぬるいです。」
R「飲んだことないし。」

J「失敗しました。こんなことならP!NKの『トライ・ディス』にしとくんでした。」
R「お前こそチョイスが甘いわ。100円という安さに目がくらんだな。
   サンガリアのミルクコーヒー並みに甘いわ。」
J「サンガリアコーヒーは甘いんじゃなくて不味いんですよ。」

R「チモ君のアルバムは？」
J「これが驚きです！アルバム1曲目からカヴァーで勝負ですよ！」
R「どれどれ・・・（聴）。」
J「凄いでしょ、スマップの『世界に一つだけの花』のカヴァーですよ。」

R「パク・・・」

J「あーーーーーー！」

R「・・・リ。」

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