『先義後利』を秘めつつも、その実ヘヴィメタと映画とエロにまみれる日々 修行が足ら~ん
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えーっとですね、闇雲に貼ってますけど、現在再読中です。
というのも先日、エンサイクロペディアを再開しようと「美空曼荼羅 / 魔獣狩り外伝」を読んでいたら、エピローグで有堂岳と青木風子の会話があるんですよ。
岳「このお金(約400万)どうしたの?」
風子「店のお客さんのを取ってきたの。」
岳「誰?」
風子「たしか、毒島獣太・・・。」
なんか今更ながら驚いてしまった。「美空曼荼羅」はシリーズ7巻、毒島が風子に金を取られたのが「魍魎の女王(上)」で、コレはシリーズ8巻。取り返したのは同下巻でシリーズ9巻。
つまり9巻のシーンの7巻のエピローグに書いてしまっているのだ。(エピローグは加筆かもしれないが。)
ということは、刊行としては当然ながら7・8・9巻・・・と続いているが、物語の時系列としては一筋縄ではいかないのではないか?今更ながら思ったのである。
そこで調べてみた。「美空曼荼羅」中の短編〝曼荼羅の宴〟ラストシーン(エピローグ)で、毒島は既に風子に金を盗られているとしたら、そのころ九門鳳介はどこで何をしていたのか?村松事件はいつ、どのタイミングで起こったのか?文成が覚醒したのは?
興味は尽きないでしょう??えっ!?知っている!?そんなこと言わず・・・。
***
まず毒島が風子に金を奪われたのは、ブラジルから帰国した後。
エロい店でデカいチンコをしゃぶらせているころだ。
その後御子神冴子と氷室犬千代の双方からサイコダイブの依頼を受け、どちらの依頼を受けるか天秤にかける。
そんな中、岳・風子と遭遇し、金を取り返す。
この間文成は東京の街を浮浪中。上
野で鬼奈村典子を助け、冴子陣営とも接触。ワ
ケのわからぬまま典子を護る決意を固めた矢先に犬千代に北野涼子を奪われる。そ
してついに猿翁と再会・・と激動の渦にまさに巻き込まれているとこらだ。
一方九門鳳介はまだ屋久島にいる。
村松事件が勃発し、ようやく下山。
小田原で昼寝をしているところに寿海・夜血と運命的な出会いがある。
・・・解りにくいので表にする。
巻名 | 魍魎の女王(上) | 魍魎の女王(上) | 魍魎の女王(上) | 魍魎の女王(下) | 魍魎の女王(下) | 魍魎の女王(下) | 新魔獣狩り(鬼道編) |
登場人物 | 美空曼陀羅・曼陀羅の宴 | 美空曼陀羅・曼陀羅の宴 | 美空曼陀羅・曼陀羅の宴 | 聖母隠陀羅編 | |||
文成仙吉 | 典子救出 | 犬千代と遭遇 | 典子を再救出 | 冴子陣営の接触 | 涼子を奪われる | 猿翁と再会 | 猿翁と共闘 |
九門鳳介 | 屋久島 | 屋久島 | 屋久島 | 下山 | 村松事件 | 寿海・夜血と遭遇 | 美空から四殺を聞く |
美空 | 四殺抹殺指令 | 金剛拳発動 | 小田原へ寿海捜索 | ||||
毒島獣太 | 帰国・豪遊 | 風子に金を奪われる | 冴子からダイブ依頼 | 犬千代からダイブ依頼 | 天秤にかける | 金を取り返す | |
猿翁 | 新宿に出没 | 犬千代とバトル | 文成と再会 | 九門と訪ね小田原へ |
そうとは知らずに飛狗法を知る男寿海は小田原へ向かっている最中だ。
***
改めて読んでもこのワクワク感、血沸き肉踊る感はナンなのか!?特に「新魔獣狩り2孔雀編」の荒久海岸はエラいことになっている。
夜血と昼寝する九門のもとに梵が登場し夜血のもらい受け宣言と警告をする。梵は湯河原で氷室兆治をちぎり殺し、白井完の眼前で人工鬼道の男を殺してきたばかりだ。
この時佐久間玄斎は猿翁に連絡し、九門と夜血を小田原駅まで送るよう頼んでいる。
そして猿翁と文成登場。文成VS梵、緊迫のバトル・ラウンド1開始。
梵は文成にダメージを与えるが、気が乗らず退散。
そこへ美空登場。梵の突進を金剛拳で封じる。
***
各キャラクターの動きと関係をおさらいし、10巻以降の拝読に突入しようかしらね。

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