LABYRINTH / Sons Of Thunder

せっいっみぃ～おっまま～♪
（Save me.  Oh my god.）










ラビリンスのSons Of Thunder
しかし今みてもイヤラシいジャケだこと。
紫基調で、画面右下にいる美女（でもないけど）はおっぱいが出てます。
ジャケの真ん中には逞しく黒光る馬にまたがるエロい王様。

解説によると真ん中の黒光り野郎はルイ14世で、本来自分のところにくるはずの
女のひとキャスリンが、差し向けた殺し屋と恋に落ちてしまったため
連れ戻しに行く。

というお話・コンセプトアルバムなのだそーだ。
冒頭の「Save me. Oh my god.」は8曲目「Save me」のサビ。
キャスリンの涙の叫びですな。

このアルバム、実は買うとき既に「ハズレかもしれん・・・」と思って買っている。
その理由がコレ。

「イタリアンメタルの雄、ラビリンス、
　　待望の3rdアルバム」
　
ジャケの帯の文字ですね。アオリ文句でもある。
最初見たときは何とはなしにみて、「おお！ラビリンスやん！
イタリアンメタルの雄やて」
てな感じだったのだが、よくよく考えると何のことはない。
「ラビリンスの3rdです。」それ以上でもそれ以下でもない。



では他のバンドはどんな文句をもらっているのか？
GAMMA RAYのSomewhere Out In Spaceは
「メロディック且つドラマティック！！
新メンバーを迎えて、
ガンマ・レイ約2年ぶりのニュー･アルバム、
堂々完成！！
今作は、
壮大でオペラティックな一大宇宙絵巻だ！！」
書いているだけで胸躍るな。
宇宙絵巻ですよ宇宙絵巻！キャプテン・ハーロック？
ここの帯以外で聞いた事もない。

Power Plantは、
「キング・オブ・メロディック・スピード・メタル、
ガンマレイが放つ雄渾の6thアルバム。
全編にあふれるスピードとパワー、胸を打つメロディ、
そして新たに生まれたメンバー間のケミストリー！！」
これまた雄渾とか、まず使わんし。
そしてついにKINGの称号を手にしました！かっくいー！


ラストはRhapsody（現Rhapsody Of Fire）のPower Of The Dragonflame
「1997年の衝撃のデビューアルバム
『レジェンダリィ・テイルズ』から続いてきた
アドヴェンチャー・ストーリーの、最終完結編。
激烈メロディーとアグレッシヴな
ハイスピードナンバーの応酬！
シンフォニック・ヘヴィ・メタルの王者が創り上げた
驚異的作品！」
これは凄い！衝撃から激烈よ！
王者が創り上げた驚異的作品。
しかし「王者」と「作品」てミスマッチやな。
と、そんなこともスルーしそうな、激烈で驚異的な帯。

実はこのアルバム、中古で買ったアルバムの中では最高金額です。

つらつらと書いてきたが、やはり内容の濃いアルバムには賛辞や形容詞が多い。
言うてしまうとラビの3rdには書くことが少なかったのだな。
ライナーノートもイタリアのメタルシーンから書き始めてるし。
そんなんどっちでも良いことやし。

どーでしょうか？そりゃーGAMMA RAYとくらべちゃいかんのは解る。
でも RHAPSODYは有る意味ライバルバンドでしょ？
東のラプソ、西のラビリンスなんて言われてるけど・・・

発表年をみたらSons Of Thunderは2000年か。
Power Of The Dragoflameが2002年。
LABYRINTH(4th)が2003年
ラプソの2000年は・・・・
うぁ！勝負あったわHory Thunderforceや。

ラビリンスは4thでムード歌謡みたいになってたけど、思えば3rdですでに
違う世界の人たちになりかけていたのだな。

なんかまとまらんなぁ。
今日はここで終わり。