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〝衰退の五段階 〟という言葉を知っているだろうか。
ジェームズ・C・コリンズという人が書いた、『ビジョナリー・カンパニー3』のサブタイトルである。
〝衰退の五段階〟とは、
1「成功から生まれる傲慢」
2「規律なき拡大路線」
3「リスクと問題の否認」
4「一発逆転策の追及」
5「屈服と凡庸な企業への転落か消滅」
の五つの段階を言うそうだ。
オレはこれをドミンゴから聞いた。そしてわが耳を疑った。
まさしく、我が社がこの道を歩んでいたから。
絵を描いたようにキレーイにはまっている。
***
【解説】
1「成功から生まれる傲慢」
確かに我が社は一時的な成功をおさめた。
しかし、バカシャチョーが現在やっていることと言えば、「社員の悪口」、「下ネタ(中学生レベル)」、「過去の自慢」のいずれかをダラダラ喋る…ことだ。
加えて、「従順な犬社員をいぢる(ワンパターン)」、「あくびしながらネットショッピング」。
そこを百歩譲っても、人の意見・忠言・提言にはもちろん耳を貸さず、意見を言った奴はむしろ排除にかかる。
2「規律なき拡大路線」
企業の存在意義は〝利益追求〟であるから、拡大は必要不可欠だと思う。
何が〝規律なき〟かというと、人材を適切に配置できなくなり、組織として脆弱化するということらしい。
バカシャチョーは今、H市Kエリアに支社開設しようとやっきになっている。
一方で、カルロス、エリー、セクハラ男Aの計3名の3月末退社が決定している。
そして水面下で、あと3名の退社計画が進行していることをオレは知っている。
この、規律を失った事態をどう収束させるのか。
3「リスクと問題の否認」
予想外のことが発生しても理由をつけて問題を容認してしまうということらしい。
前述のカルロス、エリー、セクA含め、社員の退社対応はコレに該当する。
〝悪いのは能無し社員だ〟と結論付け、あろうことか社員の悪口を全社MTGでホザいている。
我が社、これまでの入社数は17人である。
そして、かつて退社した社員・退社が決定している社員に加え、水面下進行中を全て含めると、その数実に9名。
離職率は9/17=52.9%、
昨年11月の入社前日ドタキャン事件も含めると10/18=55.5%!
50%をゆうに越える離職率を、〝アイツはダメな奴だ〟で済ましているのだ。
4「一発逆転の追求」
大ヒットを狙って莫大な投資をするも、当たることなく万事休す…となるらしい。
幸か不幸かここまではまだ来ていない。
ただ賢明な社員は、かつてバカシャチョーが2件の投資で合計600万円以上の損失を出していることを知っている。
5「屈服と凡庸な企業への転落か消滅」
〝屈服〟、〝転落〟、〝消滅〟いずれ来るのか…おぉー怖っ!
上に挙げた5段階のうち、自分の企業がどの段階にあるのか早く自覚し、
いかに素早くそれに対しての手を打てるかが
〝経営者〟ということなんでしょうね。
オレはドミンゴからこの話を聞き、いたく感心した後にこう言った。
「ヤバいぞ、ドミンゴ。早くズラかろうぜ!」
チャララ~ン!(早口で読め)
崩れ行く城壁にいち早く気付いたのは、R社のおっさん達2人だった!
はたして2人は空前の危機を乗り越えられるのか!!
走れぇ!Jerichoォ!飛べぇ!ドミンゴォ!
次回!『さいこダイバー魔ぢゅう狩り 【第15話・Jerichoの逆襲】』に
レッツ・ダイヴ!
