『先義後利』を秘めつつも、その実ヘヴィメタと映画とエロにまみれる日々 修行が足ら~ん
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jericho「昨夜は飲み会のためサボってしまったJerichoです。
今日又、靴を買ってしまいました。」
Ritchie「ブーツ?」
J「スニーカーです。こんな。」

R「花と蛇3やないか。」
J「あ、しまった。ひた隠しに隠していたのに。クツはこれです。」

R「コンバース?」
J「はい。」
R「今更?」
J「はい。アッパー・ソール間のグレーのラインとかですね、
あと踵(かかと)のストライプがどうにも気に入りましてね。
なかなか愛い(うい)ヤツでしょ。」
*****
J「レコードも買ってます。これです。
その1 ハロウィンの『I don't wanna cry no more』。」
R「今更。」
J「はい。キスク、グラポウ時代のシングルですね。
ファンのコレクターズ・アイテムだと思ってください。」
R「悪名高き『カメレオン』アルバムの頃のやなぁ。
コレクターズ・アイテム以外の存在価値はないやろ。」
J「はっきり言いますね。タイトルに合わせてパンプキンも泣いてますやん。」
R「シングル1枚だけ?」
J「よく聞いてくれましたね。2枚目はこれです。
ガンマ・レイの『Sigh no more』。」
R「“ノー・モア”つながり。」
J「たまたまです。
実はこのアルバム、買わないつもりで今まで来てたんです。というのも、ご存知の通りカイ・ハンセン師匠は88年にハロウィンを脱退し90年にガンマ・レイの1st.を発表してますね。」
R「してますね、って言われてもね。ワシの弟子みたいなモンやし。」
J「1st.のヘディング・フォー・トゥモローは絶賛をもって迎え入れられ、僕も好きな1枚なんですけど2nd.のサイ・ノー・モアは一転して不評だったんですよ。」
R「タイトルに現れとんちゃう?(もうため息はいらない。)」
J「KEEPERの亡霊と思うんですけどね。というのも先生もご存知のように・・・」
R「ご存知ちゃうっちゅうねん。」
J「ハロウィンが87年と88年に発表した『Keeper of the sevenkeys』、pt.1と2は今も語り継がれるジャーマンメタルの傑作アルバムですよね。ところがハンセン師匠はPt.2発表後に脱退したため、創始者を失ったハロウィンはしばらく迷走します。」
R「『アイ・ドント・ワナ・クライ・ノー・モア』はその頃の迷走作ね。」
J「そうですね。ファンはキーパー・アルバムのPt.3的なものを求めたんですが、本家がコケているなら尚更のこと、ファンの期待は本家のハロウィンよりもむしろ、ガンマ・レイで大復活を果たしたハンセン師匠に向けられたんですね。」
R「年末店頭やな。」
J「本末転倒ですか?とにかくそういう状況だったんですが、ハンセン師匠はそういう世間の期待を知ってか知らずか、この『サイ・ノー・モア』ではあえてハロウィン的な音像を避けたんです。」
R「『ワシはカイ・ハンセンじゃ、ボケ!ハロウィンちゃうわ!』という事やな。」
J「ミュージシャンのプライドでしょうかね。ところが大コケですね。」
R「実際のところどうなん?」
J「悪くはないんですよ。ハンセン師匠ですからね。ただ、やっぱりこってこてのハンセン節がないと物足りないですよね。それがハロウィン的と見られようが何だろうが。そもそもハロウィンの元の1/2はハンセン師匠ですから、ハロウィン的なのは当然なんですけどね。
でもそう考えたら『ライジング』から『ロング・リブ・ロックン・ロール』に移行したときのレインボーは、アプローチこそヨーロッパからアメリカにかえてますけど基本のブラックモア節は不変でしたもんね。」
R「ワシを誰やと思とんねん、っちゅう話や。」
J「・・・(コケたけどね。)。まぁ、ハンセン師匠はこれで反省したのか、次作の『インサニティ・アンド・ジニアス』でブチ切れたかの様にメロディック・スピード・メタルに邁進し、さらにその次の『ランド・オブ・フリー』で全国のメタラーを狂喜させ、vo.のラルフ・シーパースもクビにして、“オレが創りオレが弾きオレが歌う”という独善的かつ魅惑的ハンセン・ワールドを確立するワケなんですけどね。」
R「んで今まで買わんかったということみたいけど、何で今日買ったん?」
J「僕を誰や思てんねんっちゅう話ですよ。」
R「安かったのやな。」
J「『サイ・ノーモ・ア』250円、『アイ・ドント・クライ・ノー・モア』50円です。」
R「貧乏人の嗅覚恐るべし!」
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今日又、靴を買ってしまいました。」
Ritchie「ブーツ?」
J「スニーカーです。こんな。」
R「花と蛇3やないか。」
J「あ、しまった。ひた隠しに隠していたのに。クツはこれです。」
R「コンバース?」
J「はい。」
R「今更?」
J「はい。アッパー・ソール間のグレーのラインとかですね、
あと踵(かかと)のストライプがどうにも気に入りましてね。
なかなか愛い(うい)ヤツでしょ。」
*****
J「レコードも買ってます。これです。
その1 ハロウィンの『I don't wanna cry no more』。」
R「今更。」
J「はい。キスク、グラポウ時代のシングルですね。
ファンのコレクターズ・アイテムだと思ってください。」
R「悪名高き『カメレオン』アルバムの頃のやなぁ。
コレクターズ・アイテム以外の存在価値はないやろ。」
J「はっきり言いますね。タイトルに合わせてパンプキンも泣いてますやん。」
R「シングル1枚だけ?」
J「よく聞いてくれましたね。2枚目はこれです。
ガンマ・レイの『Sigh no more』。」
R「“ノー・モア”つながり。」
J「たまたまです。
実はこのアルバム、買わないつもりで今まで来てたんです。というのも、ご存知の通りカイ・ハンセン師匠は88年にハロウィンを脱退し90年にガンマ・レイの1st.を発表してますね。」
R「してますね、って言われてもね。ワシの弟子みたいなモンやし。」
J「1st.のヘディング・フォー・トゥモローは絶賛をもって迎え入れられ、僕も好きな1枚なんですけど2nd.のサイ・ノー・モアは一転して不評だったんですよ。」
R「タイトルに現れとんちゃう?(もうため息はいらない。)」
J「KEEPERの亡霊と思うんですけどね。というのも先生もご存知のように・・・」
R「ご存知ちゃうっちゅうねん。」
J「ハロウィンが87年と88年に発表した『Keeper of the sevenkeys』、pt.1と2は今も語り継がれるジャーマンメタルの傑作アルバムですよね。ところがハンセン師匠はPt.2発表後に脱退したため、創始者を失ったハロウィンはしばらく迷走します。」
R「『アイ・ドント・ワナ・クライ・ノー・モア』はその頃の迷走作ね。」
J「そうですね。ファンはキーパー・アルバムのPt.3的なものを求めたんですが、本家がコケているなら尚更のこと、ファンの期待は本家のハロウィンよりもむしろ、ガンマ・レイで大復活を果たしたハンセン師匠に向けられたんですね。」
R「年末店頭やな。」
J「本末転倒ですか?とにかくそういう状況だったんですが、ハンセン師匠はそういう世間の期待を知ってか知らずか、この『サイ・ノー・モア』ではあえてハロウィン的な音像を避けたんです。」
R「『ワシはカイ・ハンセンじゃ、ボケ!ハロウィンちゃうわ!』という事やな。」
J「ミュージシャンのプライドでしょうかね。ところが大コケですね。」
R「実際のところどうなん?」
J「悪くはないんですよ。ハンセン師匠ですからね。ただ、やっぱりこってこてのハンセン節がないと物足りないですよね。それがハロウィン的と見られようが何だろうが。そもそもハロウィンの元の1/2はハンセン師匠ですから、ハロウィン的なのは当然なんですけどね。
でもそう考えたら『ライジング』から『ロング・リブ・ロックン・ロール』に移行したときのレインボーは、アプローチこそヨーロッパからアメリカにかえてますけど基本のブラックモア節は不変でしたもんね。」
R「ワシを誰やと思とんねん、っちゅう話や。」
J「・・・(コケたけどね。)。まぁ、ハンセン師匠はこれで反省したのか、次作の『インサニティ・アンド・ジニアス』でブチ切れたかの様にメロディック・スピード・メタルに邁進し、さらにその次の『ランド・オブ・フリー』で全国のメタラーを狂喜させ、vo.のラルフ・シーパースもクビにして、“オレが創りオレが弾きオレが歌う”という独善的かつ魅惑的ハンセン・ワールドを確立するワケなんですけどね。」
R「んで今まで買わんかったということみたいけど、何で今日買ったん?」
J「僕を誰や思てんねんっちゅう話ですよ。」
R「安かったのやな。」
J「『サイ・ノーモ・ア』250円、『アイ・ドント・クライ・ノー・モア』50円です。」
R「貧乏人の嗅覚恐るべし!」

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