『先義後利』を秘めつつも、その実ヘヴィメタと映画とエロにまみれる日々 修行が足ら~ん
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
京都の街を南北に表記する際、「四条」、「三条」のように、「条」であらわす。
そしてその多くは電車の駅名に名を残す。
地下鉄における、
「二条」、「三条京阪」、「四条」、「五条」、「九条」、「十条」。
京阪電鉄における、
「三条」、「祇園四条」、「清水五条」、「七条」。
「八条」は現在京都駅周辺であるため、南口が「八条出口」である。
また、通りや大橋にもその名は反映されている。
「八条通り」、「九条通り」、「十条通り」。
「一条戻橋」、「二条大橋」、「三条大橋」、「四条大橋」、「五条大橋」、「七条大橋」。
などなど。
・・・
察しのいい方はお気づきと思うが、そう。
「六条」がない。
***
厳密にはある。
これ ↑ は六条通りだが、おせじにも「大」通りとは呼べない。
よべないどころか車も通れないようだ。
「六条大橋」もない。
下の図を見ていただくと、「五」と「七」の間に橋はある。
しかしこれは「正面橋」であり、「正面通り」だ。
なぜ「六条」がないのか??
***
「六条」はその昔、斬首刑場だったのだ。
幾多のツワモノたちの首がここではねられ、
見せしめのため、鴨川にはおびただしい血が流されたそうだ。
石田三成の血も。
冒頭の画像は現在の六条(正面橋)である。
何事もなかったかのように河が流れている。
何事もなかったかのように橋がかかり、河原を散歩できる。
***
そんなことに思いをはせていたら、
橋げたから染み出る泥汚れが歴戦の武将の血に思え、
Jerichoの首もシクシクと痛んだ。

PR