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『先義後利』を秘めつつも、その実ヘヴィメタと映画とエロにまみれる日々 修行が足ら~ん
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イングロリアス・バスターズ!

映画を見ると、ジャケのワケ解らなさがイタいね。
これではまるで、
「ブラッド・ピットと二人の女=オレたちバスターズ」のようではないか。
事実は違うぞ。

ジャケはともかく久しぶりに見ごたえがあったなぁ。
ナチスの映画はトム主演の「ワルキューレ」を最近見た。
Black Hole #840「暗殺」に詳しい。

「ワルキューレ」はナチスが舞台にもかかわらず全編が英語で語られていた。「ラスト・サムライ」においても物語が英語で展開されるのと同じである。
そしてこれは、映画の出来云々を語る以前の決定的な穴だと思っている。

しかし本作「イングロリアス・バスターズ」は、ナチスはドイツ語、フランス市民はフランス語、イギリス・アメリカ軍は英語で話す。そのため、ブラッド・ピットがナチス兵士を尋問するシーンも通訳を介している。

このことは冒頭、〝ユダヤ・ハンター〟ランダ大佐が、隠れたユダヤ人を探るシーンでも効果的であった。

やはり映画はこうでなければならない。
ドイツ人はドイツ語を話す。
フランス人はフランス語を、イギリス人はイギリス語を話す。
この当たり前なことが基盤としてあるからこそ、その前提の上にアホな話が成り立つのだ。

 ***

映画は2時間半の長丁場だがまったく長さを感じさせないつくり。
バスターズのナチス抹殺作戦とユダヤ人少女のナチスへの復讐が
同時進行する物語で、
二つの物語は最終的に交錯しそうでしない感じだが、
ここはやはりタランティーノ。
シーンの切り替えが上手いのと、
全体を5章構成にしたのは正解だったと思う。
「第X章」という区切りがないとさすがにキツいかもしれない。

キャストでは、〝ユダヤ・ハンター〟ランダ大佐を演じたクリストファー・ヴァルツが出色の出来。柔和な表情でジワジワと相手を追い詰めていく、真綿でクビを閉めるようなキンパク感は素晴らしい。それに引きかえブラッド・ピットはなんかフニャフニャな印象だったなぁ・・・。

女優ではショシャナ・ドレフィス(エナニュエル・ミミュー)を演じたメラニー・ロランに惚れてしまいました。フランス人だがユダヤ人という出生を隠すがゆえに、ナチスの将校に対してそっけなく振舞うその表情の美しいこと!
melanie3.jpgmelanie2.jpg







エクスクラメーション「!」を69個つけても足りないくらい美しい。
マンコ汁で歯磨きしてもいいくらいに美しい。

悔しいのは物語上、
このメラニーさんは黒人従業員と愛し合っている設定であったこと。

愛し合っているのですよ!?
愛し合っているということは愛し合っているに違いないぢゃないですか!?
メラニーさんのメラニン色素に
黒人の極太チンポがズッポりと挿入されていると想像したら、
或いはまた、
極太のペニスをしゃぶっているのは、あぁ?あぁ?
そのクチかぁ!?
あぁーん??

・・・というワケで、
「タランティーノ流ブチ切れ不足とランダ大佐のキンパク感」
「メラニー・ロランの土下座的美しさ」に
81/100点


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