此処

N支社のボブが頭を抱えて…半ば笑っていた。
お客である木村さんの奥さんが大層物分かりが悪いらしいのだ。

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Bob「あのですね。5月分は4月27日に引き落とされるんです。
4月分は3月27日に引き落とされるんですが…」
木村「引き落とされるんですか？」
B「引き落とされるはずなんですが、間に合わないのでお持ちいただきたいんです。」
K「引き落とされるんですよね。」
B「引き落とされるんですが間に合わないです。」
K「5月分ですか？」
B「5月分は4月27日に…」

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てな具合で、その周辺の内容を理解させるのにえらく時間がかかってしまったらしく、失笑しながらも「この先どうしようか」と頭をかかえていたのだ。

まれにだが、本当にまれに、もの凄く頭の悪い人がいる。
Jerichoが定期的に伺うある場所に、今年小学2年生の女の子がいるが、奇跡の如く頭が悪い。

2年生になったのだが引き算ができない。
11－3あたりでまだ指を使って計算しているのだ。

小学2年生で指を使っているともう後はない。
Jerichoはその子の先を憂い、「こら、指を使うな。」と注意した。
せめてもう少し頭を使って欲しいのだ。

ところがその子は、〝指を使う〟ことを禁じたとたんにアクビをし出し、鼻くそをほじった指をなめ、やれ「脇がかゆい」だの「首がかゆい」だの脳みそ1gな笑顔で遊び始めた。

つまり、〝指を使う〟ことを禁じたら、もうすることが無くなってしまったのだ。この子にとって指を使って計算することは、この子なりに頭を使った行動であったのだ。
アホ恐るべし！
指を使うことを禁じたらもうすることがない！
しかたなく指使いの禁止を解除して計算させた。
んで丸付けしてみたら間違いまくってるんでズッコケるんだけどね。


そこでJerichoは思う。

〝そこまで頭が悪ければオメコできるのでは？〟

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J「ですから木村さんお分かりです？アレがこうなりますからコレはこうなりますよね。コレがこうなったら逆にソレはそうならないことになります。」
K「え、アレはムリですか？」
J「いえいえ、アレはですね、あ、ちょっとズボンを降ろしていただけますか…」
K「え、あ、えぇ～。」
J「あぁ、ストップです。もう一度言いますよ。ソレはそうならないならコレはこうできるはずですね。」
K「あ、はい。」
J「ソレはそうなれば、あ、パンツも下げてくださいね。」
K「あ、あぁ、はい。」
J「はい、脚を広げて。ココにコレをこうやって…(くにゅ)。」
K「あぁ、そんなところにそんなものを。」
J「違います違います。『ココ』に…、『コレ』を…ん。」

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ムリかな？

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