『先義後利』を秘めつつも、その実ヘヴィメタと映画とエロにまみれる日々 修行が足ら~ん
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
カマグラ・ゴールドに先駆けて、まったり観ました
「ヘルボーイⅡ ゴールデンアーミー」
何で人気がないのかね。こんなに面白いのに。
キャラが立ちまくっているではないか。
赤くデカいヘルボーイは戦う際に格好をつけない。
見栄も張らなければキメ台詞も言わない。
全くの無防備で無造作に敵に向かっていく。
そして相手の攻撃を受けまくる。
受けまくってドツキまくって力技でねじ伏せる。
こういう戦い方が素敵過ぎる。
相棒の半魚人エイブは弱い。
弱いがその知識量は半端なく、相手の心を読み取る能力もあいまって、
ヘルボーイとのバランスが絶妙に良い。
キャラが立ちまくっているなぁ。
ヘルボーイにあやかって、ワタクシも立ちまくりたいですな。
***
脚本は中盤からバタつきはじめ、物語の展開が性急になった印象。
ヘルボーイ一行がクライマックスに臨むくだりは
話がポンポンと進み、これはいわゆる“テンポがよい”
とは違うのではないかな。
特に出陣のシチュエーションは、
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマでも流して
もっと盛り上がってもらいたいところ。
物語の根幹「黄金軍団(ゴールデンアーミー)」の登場シーンも、
「何万体おるねん!」的にヘルボーイ、ピンチ!なのだが、
蓋を開けたら「そ、それで終わりッスか!?」的にあっけない。
これはもったいなかったな。
対して目を見張ったのはエルフの王子の殺陣。
剣と槍を使ったモノだが、そのスピーディさとキレの良さは
眼がついていかないくらいに格好良い。
前作の敵役クロエネンの剣さばきも鮮やかだったが、
今回の王子は、美しさと危険さ、優美さと俊敏さを兼備している。
そして圧巻はギレルモ・デル・トロ監督の美術センス!
人間の世界は白、黒、灰、青などの寒色でまとめ、
異形の者どもの世界は赤、橙、黄、黒、金で毒々しく彩る。
痛いほどの色彩のコントラストは、間違いなく物語を牽引している。
…と思う。
また、セットの造形もさることながら、クリーチャーたちのデザインというか、
イメージ力が強烈過ぎる。
これほどまでにおぞましくも美しいイメージはどこから湧いてくるのか?
***
久々に本気レビューをカマしてしまったが、
なんでこんなに素敵なのに人気がないのか。
もったいないぞHELL BOY!。
blogramランキング参加中!
「ヘルボーイⅡ ゴールデンアーミー」
何で人気がないのかね。こんなに面白いのに。
キャラが立ちまくっているではないか。
赤くデカいヘルボーイは戦う際に格好をつけない。
見栄も張らなければキメ台詞も言わない。
全くの無防備で無造作に敵に向かっていく。
そして相手の攻撃を受けまくる。
受けまくってドツキまくって力技でねじ伏せる。
こういう戦い方が素敵過ぎる。
相棒の半魚人エイブは弱い。
弱いがその知識量は半端なく、相手の心を読み取る能力もあいまって、
ヘルボーイとのバランスが絶妙に良い。
キャラが立ちまくっているなぁ。
ヘルボーイにあやかって、ワタクシも立ちまくりたいですな。
***
脚本は中盤からバタつきはじめ、物語の展開が性急になった印象。
ヘルボーイ一行がクライマックスに臨むくだりは
話がポンポンと進み、これはいわゆる“テンポがよい”
とは違うのではないかな。
特に出陣のシチュエーションは、
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマでも流して
もっと盛り上がってもらいたいところ。
物語の根幹「黄金軍団(ゴールデンアーミー)」の登場シーンも、
「何万体おるねん!」的にヘルボーイ、ピンチ!なのだが、
蓋を開けたら「そ、それで終わりッスか!?」的にあっけない。
これはもったいなかったな。
対して目を見張ったのはエルフの王子の殺陣。
剣と槍を使ったモノだが、そのスピーディさとキレの良さは
眼がついていかないくらいに格好良い。
前作の敵役クロエネンの剣さばきも鮮やかだったが、
今回の王子は、美しさと危険さ、優美さと俊敏さを兼備している。
そして圧巻はギレルモ・デル・トロ監督の美術センス!
人間の世界は白、黒、灰、青などの寒色でまとめ、
異形の者どもの世界は赤、橙、黄、黒、金で毒々しく彩る。
痛いほどの色彩のコントラストは、間違いなく物語を牽引している。
…と思う。
また、セットの造形もさることながら、クリーチャーたちのデザインというか、
イメージ力が強烈過ぎる。
これほどまでにおぞましくも美しいイメージはどこから湧いてくるのか?
***
久々に本気レビューをカマしてしまったが、
なんでこんなに素敵なのに人気がないのか。
もったいないぞHELL BOY!。

PR