『先義後利』を秘めつつも、その実ヘヴィメタと映画とエロにまみれる日々 修行が足ら~ん
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TVがあまり面白くはないのだが、
見るともなく「ザ!世界仰天ニュース」という番組をみていた。
*
どうでも良いが、いわゆるひな壇に、
あんなにも多くのタレントを揃える必要があるのだろうか?
この番組は、世界の驚くべき出来事を流す番組なので、
「世界丸見え!TV特捜部」と構成は同じっちゃぁ同じである。
なのに出演者の多いこと多いこと。
出演
【MC】笑福亭鶴瓶、中居正広、鈴江奈々アナ
【ゲスト】雨上がり決死隊、上原美優、劇団ひとり、小森純、塚本高史、中野裕太、
はるな愛、ふかわりょう、吹石一恵、藤あや子、舟山久美子、宮川大輔、
山田親太朗 吉川ひなの
なんやコレ?
小森純て誰?ふなやまくみこ????誰やねん!
*
このなかで、「ビリー・ミリガン」を扱っていた。
ビリー・ミリガンは、アメリカ・オハイオ州の強盗・強姦事件で
逮捕・起訴されたが、多重人格障害を患っていると主張。
裁判で多重人格と事件の関わりにおいて注目され有名になった男。
(Wikipedia)
なんと、自分の中に24人もの別人格が存在しているらしい。
笑うのは、ビリー本人は17才の時に飛び降り自殺を図っているのだが、
飛び降りる寸前で別人格が現れてソレを阻止。
以降、ビリー本人の人格は眠ったままで、
多種多彩な別人格で過ごしてきたという。
それが発覚するのが逮捕後、心理カウンセラーによる面談時。
他人格に約7~8年ぶりに呼び出された本人人格は、
「ここどこやねん!?」、「ワシ何してんねん!?」
「何で死んでへんねん!?」と仰天する。
飛び降り自殺を図って死んでいるはずが、
自分以外の別の人格が自分の体を操って何年も過ごしていたワケだ。
そりゃぁ驚くわな。
番組にはビリー・ミリガン本人の取調べビデオも登場したが、
この男(実際は別の人格)、実にむかつく表情をしていた。
ささくれた青竹で思い切り横面を叩きつけたい感じであった。
*
それよりも何故本日、この記事かというと、
ケーサツでの取調べシーンである映画を思い出した。
そもそも「ビリー・ミリガン」という名前には聴き覚えがあった。
なんで知っているのか曖昧なまま番組を見ていたのだが、
コイツのせいだ。
敬愛するブライアン・デ・パルマ大先生、
ハリウッドから干されて外資系の映画しか撮らせてもらえなくなった
悲しき巨匠、ブライアン・デ・パルマ大先生の作品である。
オレはこの作品、もちろんディスクで持っておりますし、
とても面白かったのは違いがない。
が、もう一つ入れ込みが生まれない。
映像はデ・パルマ節全開で、セルフ・パロディなんかも取り入れて、
ファンとしては嬉しいことこの上ないのだが、
全体像はなんだか散漫な印象で、
一本の映画としてのまとまりに欠けている気がするのだね。
公開が1992年と知って尚驚いた。
それを知るまではてっきり80年代の作品と思っていたからだ。
ちなみに1987年には「アンタッチャブル」が公開され、
ショーン・コネリーはオスカーを受賞する。
しかし、続く1989年の「カジュアリティーズ」で失速。
さらに1990年の「虚栄のかがり火」でドン滑り。
「レイジング・ケイン」はこのあとの作品なのだ。
脚本はデ・パルマ自身が書き、音楽はピノ・ドナッジオ様。
『ワシが撮りたいのはこんなんやねーん!』
というデ・パルマの叫びが聞こえそうである。
*
ビリー・ミリガンがケーサツで取調べを受けているシーンは、
「レイジング・ケイン」におけるジョン・リスゴーのそれと酷似していた。
まぁ、実際は逆なのだけれどね。
そんな複雑な想いの作品「レイジング・ケイン」
この休暇中にまた見てみようかな、と思ったワタクシでした。
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見るともなく「ザ!世界仰天ニュース」という番組をみていた。
*
どうでも良いが、いわゆるひな壇に、
あんなにも多くのタレントを揃える必要があるのだろうか?
この番組は、世界の驚くべき出来事を流す番組なので、
「世界丸見え!TV特捜部」と構成は同じっちゃぁ同じである。
なのに出演者の多いこと多いこと。
出演
【MC】笑福亭鶴瓶、中居正広、鈴江奈々アナ
【ゲスト】雨上がり決死隊、上原美優、劇団ひとり、小森純、塚本高史、中野裕太、
はるな愛、ふかわりょう、吹石一恵、藤あや子、舟山久美子、宮川大輔、
山田親太朗 吉川ひなの
なんやコレ?
小森純て誰?ふなやまくみこ????誰やねん!
*
このなかで、「ビリー・ミリガン」を扱っていた。
ビリー・ミリガンは、アメリカ・オハイオ州の強盗・強姦事件で
逮捕・起訴されたが、多重人格障害を患っていると主張。
裁判で多重人格と事件の関わりにおいて注目され有名になった男。
(Wikipedia)
なんと、自分の中に24人もの別人格が存在しているらしい。
笑うのは、ビリー本人は17才の時に飛び降り自殺を図っているのだが、
飛び降りる寸前で別人格が現れてソレを阻止。
以降、ビリー本人の人格は眠ったままで、
多種多彩な別人格で過ごしてきたという。
それが発覚するのが逮捕後、心理カウンセラーによる面談時。
他人格に約7~8年ぶりに呼び出された本人人格は、
「ここどこやねん!?」、「ワシ何してんねん!?」
「何で死んでへんねん!?」と仰天する。
飛び降り自殺を図って死んでいるはずが、
自分以外の別の人格が自分の体を操って何年も過ごしていたワケだ。
そりゃぁ驚くわな。
番組にはビリー・ミリガン本人の取調べビデオも登場したが、
この男(実際は別の人格)、実にむかつく表情をしていた。
ささくれた青竹で思い切り横面を叩きつけたい感じであった。
*
それよりも何故本日、この記事かというと、
ケーサツでの取調べシーンである映画を思い出した。
そもそも「ビリー・ミリガン」という名前には聴き覚えがあった。
なんで知っているのか曖昧なまま番組を見ていたのだが、
コイツのせいだ。
敬愛するブライアン・デ・パルマ大先生、
ハリウッドから干されて外資系の映画しか撮らせてもらえなくなった
悲しき巨匠、ブライアン・デ・パルマ大先生の作品である。
オレはこの作品、もちろんディスクで持っておりますし、
とても面白かったのは違いがない。
が、もう一つ入れ込みが生まれない。
映像はデ・パルマ節全開で、セルフ・パロディなんかも取り入れて、
ファンとしては嬉しいことこの上ないのだが、
全体像はなんだか散漫な印象で、
一本の映画としてのまとまりに欠けている気がするのだね。
公開が1992年と知って尚驚いた。
それを知るまではてっきり80年代の作品と思っていたからだ。
ちなみに1987年には「アンタッチャブル」が公開され、
ショーン・コネリーはオスカーを受賞する。
しかし、続く1989年の「カジュアリティーズ」で失速。
さらに1990年の「虚栄のかがり火」でドン滑り。
「レイジング・ケイン」はこのあとの作品なのだ。
脚本はデ・パルマ自身が書き、音楽はピノ・ドナッジオ様。
『ワシが撮りたいのはこんなんやねーん!』
というデ・パルマの叫びが聞こえそうである。
*
ビリー・ミリガンがケーサツで取調べを受けているシーンは、
「レイジング・ケイン」におけるジョン・リスゴーのそれと酷似していた。
まぁ、実際は逆なのだけれどね。
そんな複雑な想いの作品「レイジング・ケイン」
この休暇中にまた見てみようかな、と思ったワタクシでした。

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