『先義後利』を秘めつつも、その実ヘヴィメタと映画とエロにまみれる日々 修行が足ら~ん
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ワタクシのバヤイ、帰省には車で4~5時間かかる。
今回もチンタラ走り、SA・PAで休みながら到着した。
そうなると車中のBGMは終始ヘヴィ・メタというワケにはいかず、何をどれ位かけるかが重要な問題となる。
例によってTSUTAYAでレンタルしてきたが今回からは1号が参戦し、Jericho、短気な嫁との三つ巴となった。
今回のJerichoチョイスは…
陰陽座の「金剛九尾」とAT VANCEの「Only Human」
陰陽座は前々作「魔王戴天」は抑えたが、前作の「魑魅魍魎」をとばしての視聴となる。
感想は・・・“歌謡ロック”ですかね。
初期の作品群に見られた“鬼気迫る情念”のようなモノや、パクリッシュ寸前ながら“一聴して魂を鷲掴むかの如き鋭いソングライティング”は全く見られない。
まぁ「魔王戴天」でも、前述の陰陽座らしきモノは失われていたのだけど、
その代わりに“楽曲の力強さ”や、“大衆におもねらないヘヴィメタ・バンドとしての骨格”みたいなモノは感じられた。
しかし近作はまったくの腑抜けに近い。
総じて言えば悪いデキではないし、「#5 孔雀忍法帖」には心躍る高揚感は覚える。
しかしそれまでで、ほとんどの曲にキャッチーさもフックもあまり感じない。
ラスト前の組曲「九尾」は“組曲”とうたうくらいだから、どうしてもかつての組曲「黒塚」や「義経」を求めてしまう。
コレは求めるでしょう?
だが、1フレーズも印象に残らない。
ラストのお祭りソングも「なんだかなぁ・・・。」という印象。
陰陽座はバンドの印象を縛りすぎている気がする。
アルバムの曲構成も、「疾走曲」、「ミドル」、「忍法帖」、「バラード」、「組曲」、「お祭りソング」とパターンだ。
和服で古語を使っていること自体凄いのだから、この辺は捨て去ってもいいのではないか?
またたび君はライブでのMCは全く面白くないが、バンドプロデュースやソングライティングの能力はまだあると思う。
ぜひ次作ではブチ切れていただきたい。
*****
AT VANCEはジャーマン・ネオ・クラシカル・メタルです。
モッタリとした曲調にモッタリとしたヴォーカル。
良くも悪くもヘヴィメタ of ヘヴィメタ。
まぁ、漢メタルとも言えなくもない。
そんなアット・ヴァンスだが、このアルバムのイチオシは、
#13の「アイ・サレンダー」!
そう、レインボーのカヴァーなのである。
そしてコレがまた出色のデキ!
“完コピ”とはこの曲の為にある言葉である。
曲の出だし、ギターの入りからドラムの抜き、ヴォーカルが入るまでは本家レインボーそのまんま!カラオケかと聴きまがうくらいのクリソツぶりに思わず笑ったぞ!
いや、マジで笑った。
そして凄い!この1点のみで、凄い!
*****
世の中にはまだ知らぬ面白いことがたくさんあるなぁ・・・(笑い)
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今回もチンタラ走り、SA・PAで休みながら到着した。
そうなると車中のBGMは終始ヘヴィ・メタというワケにはいかず、何をどれ位かけるかが重要な問題となる。
例によってTSUTAYAでレンタルしてきたが今回からは1号が参戦し、Jericho、短気な嫁との三つ巴となった。
今回のJerichoチョイスは…
陰陽座の「金剛九尾」とAT VANCEの「Only Human」
陰陽座は前々作「魔王戴天」は抑えたが、前作の「魑魅魍魎」をとばしての視聴となる。
感想は・・・“歌謡ロック”ですかね。
初期の作品群に見られた“鬼気迫る情念”のようなモノや、パクリッシュ寸前ながら“一聴して魂を鷲掴むかの如き鋭いソングライティング”は全く見られない。
まぁ「魔王戴天」でも、前述の陰陽座らしきモノは失われていたのだけど、
その代わりに“楽曲の力強さ”や、“大衆におもねらないヘヴィメタ・バンドとしての骨格”みたいなモノは感じられた。
しかし近作はまったくの腑抜けに近い。
総じて言えば悪いデキではないし、「#5 孔雀忍法帖」には心躍る高揚感は覚える。
しかしそれまでで、ほとんどの曲にキャッチーさもフックもあまり感じない。
ラスト前の組曲「九尾」は“組曲”とうたうくらいだから、どうしてもかつての組曲「黒塚」や「義経」を求めてしまう。
コレは求めるでしょう?
だが、1フレーズも印象に残らない。
ラストのお祭りソングも「なんだかなぁ・・・。」という印象。
陰陽座はバンドの印象を縛りすぎている気がする。
アルバムの曲構成も、「疾走曲」、「ミドル」、「忍法帖」、「バラード」、「組曲」、「お祭りソング」とパターンだ。
和服で古語を使っていること自体凄いのだから、この辺は捨て去ってもいいのではないか?
またたび君はライブでのMCは全く面白くないが、バンドプロデュースやソングライティングの能力はまだあると思う。
ぜひ次作ではブチ切れていただきたい。
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AT VANCEはジャーマン・ネオ・クラシカル・メタルです。
モッタリとした曲調にモッタリとしたヴォーカル。
良くも悪くもヘヴィメタ of ヘヴィメタ。
まぁ、漢メタルとも言えなくもない。
そんなアット・ヴァンスだが、このアルバムのイチオシは、
#13の「アイ・サレンダー」!
そう、レインボーのカヴァーなのである。
そしてコレがまた出色のデキ!
“完コピ”とはこの曲の為にある言葉である。
曲の出だし、ギターの入りからドラムの抜き、ヴォーカルが入るまでは本家レインボーそのまんま!カラオケかと聴きまがうくらいのクリソツぶりに思わず笑ったぞ!
いや、マジで笑った。
そして凄い!この1点のみで、凄い!
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世の中にはまだ知らぬ面白いことがたくさんあるなぁ・・・(笑い)
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