再度

1月5日#435「浦島」でA7XのCity Of Evilを軽く書いた。

いわく・・・
「1枚に対しての輪郭が4thの方がハッキリしている。
その分4thの方がかなり良い。
また、アルバム前半と後半の勢いの差が顕著で、
まぁ、言ったら尻すぼみな印象も拭えない。
4thが10に対し3rdは6.75位か？？」

酷評とも言えるレビューだが、このアルバム、
どーも気になって、色んなアルバムを聴く傍らに
セミ・ハードローテーションしてきた。

気になった理由は
#1のBeast And The Harlotのメロディが気に入っていたからだ。
「だったら6.75とか言うな」ということだが、
あの時はあの時です。

Beast And Harlotは既にオレの中でお気に入り登録されており
この曲だけは4thを越えている。
仰々しさ120%のクサメロイントロから
メガデスを彷彿させる殺傷力のあるギターワークに移行し、
Aメロはスリリングで緊迫感に溢れる。
それはそれは触れば切れそうな鋭角である。
が、その後、ソナタ・アークティカの如きサビが訪れる。
何であろうか？この、メガデスからソナタって！？
これがまた違和感なく連結し、まとまっているから驚愕する。

このバンドの魅力は以前、#391「源流」で書いた。
「メタル・コア系からメタルに寄って来た」とあるが、
寄って来たというより、やはりこれが現在の、そしてこれからのメタルなのだ。

#2以降は随所にハロウィン、プリティ・メイズ
アングラ、、インペリテリ、オジーなど（解る人はもっとわかるかも）
おいしいテイストを散りばめながら、
さらにはアメリカ人とは思えないウェット感やねっとり感、
まったり感やしっとり感を、ザックザックなギターを伴わせて展開する。

もう一つの魅力はコーラス。
リードボーカルはコア系に思われる原因の
しゃがれた様な、一歩間違えばダミ声になりそうなゲジゲジ声だ。
メロディック・メタルにはなんともそぐわないこの声に
クサメタル然としたコーラスがのるのである。

こういうアンバランスな状態で、
ヨーロピアン臭メロテイスト満載の#5や
ともすれば泣きメロになりそうな#6や
しっとり感でそぼ濡れる#8や、ねっとり絡みつく様な#9なんかを
カマしやがるのだからたまらん。

但し後半にかけて、前半の勢いが欠けるのは前述した通り。
この点で出来は4thに一歩譲る様に思われる。

いずれにしてもクセになりそうですな。

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【オマケ】クセになりそうなエロ熟女発見
森荷葉（もりかよう）さん（51才）
和文化プロデューサーだそうだ。







次回はこの荷葉さんについてのエロ語りです。
お楽しみに。


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